切らない二重まぶた術‐DSTメソッド
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DST二重まぶたはいまから10年以上前にアメリカでドクターらが初めて開発した方法で、それまでのいわゆる糸1本の簡単な二重まぶたより、はるかに取れにくく、かつまた糸3本の方法のように複雑でなく、再手術時も間単に糸を抜くことができる方法です。 この方法は2000年にアメリカ美容外科ジャーナル(Aesthetic Surgery Journal)に斬新な二重まぶた施術と掲載され、ニューヨークやカリフォルニアの新聞でも取り上げられた方法です。現在、日本およびアメリカの一部のクリニックで行われています。片側7万3千500円。(1本の糸で行う簡易法もあります。簡易法は片側3万1500円)。 |
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DST3点固定法の利点 |
1.とれにくい、結び目が目立ちにくい。切らない二重まぶたの取れにくさは結び目の数に比例します。3点固定の二重まぶたの方が糸1本で行う方法より、はるかに取れにくいです。また使用する糸はドクターらがアメリカで使用していたのと同じ、特殊な極細の、やわらかい糸で、十分な強度を持ちながら、結び目が小さい(つまりしこりがでにくい)という特徴があります(特注品)。 2.形が自由に描ける。糸を1本しか使わない二重まぶたでは入り口と出口の2穴、つまりその2穴間でできる直線を押さえるだけで線を描きます。したがってデザインが直線状になりやすく、またその直線の距離も短いので内側、外側にまでうまく線が出ないことがあります。 3.目頭、目じりがくっきりする。3点固定の二重まぶたでは一番内側の固定点と一番外側の固定点の距離が、1点固定の約2倍ありますので、脂肪が多いまぶたや皮膚の厚い場合でも、二重の線がよく出ます。 4.術後すぐにコンタクトレンズができます。DST二重まぶた方式ではまぶたの内側の眼瞼結膜という組織の下に糸を完全に埋めてしまいますので、術後すぐにコンタクトレンズをしてもほとんどの場合違和感はありません。 5.再手術時に糸が取り出しやすい。DST二重まぶた方式は3点固定でも、従来の方法と異なりすべての糸が絡まって連続しています(下図参照)。したがって仮に将来糸を取り出したい場合でも1箇所でも糸が見つかれば、すべての糸を容易に取り出すことができます。従来の方法では糸を取るのは困難なことがままあります。 |
当院の再手術(他医で初回を施行)の特徴 |
| 抜糸をします。他医で以前に埋没法で切らない二重まぶたを行っている方は、まぶたの中に以前の糸が残っています。何度も施術を受けなおした人の場合、そうした糸が何本も埋没していることがあります。わたしたちの経験では片側に6本入っていたケースもあります。そうした糸を取り除かないでさらに埋没法で二重まぶた施術をした場合、まぶたの中にひきつれや炎症が起こり、目やにが出やすくなったり、充血したり、かゆみやその他の症状を訴えることが多くなります。したがって当院でそうした再手術を希望される患者さんはまず中に入っている糸をできるだけすべて取り除く努力をします。場合によってはすべての糸を見つけることができないこともありますが、少しでも多くの糸を取り除く努力をします(両眼で1時間くらいが限度ですが)。その上で新たに施術を行います。 |
切らない二重まぶた術(DSTメソッド)の基本的概念 |
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まず患者さんの希望する位置でデザインをし、消毒、局部麻酔のあと、まぶたをひっくり返し、特殊な両端針をまぶたの内側からセンター方向へ縫いこんでいきます。その後、概則に向かってまぶた内側の粘膜直下を這うように埋もれていきます。 | ![]() |
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まぶたの内側の粘膜直下を這うように埋もれて走行した糸はその後両端とも一度まぶたの外側へ出します。 | ![]() |
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上記とおなじ操作を今度はまぶたの内側方向へ行います。 | ![]() |
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まぶたを元の状態にもどすと、まぶたの外側の皮膚には3つの穴があり、この時点では中央からは糸が2本、外側、内側の穴からはそれぞれ1本の糸が出てきています。 | ![]() |
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ここからがこのDST二重まぶた術式の特徴で、DSTのDはダブルということで、これは糸を2本使いますよ、という意味です。TはTwistつまり「ねじる」と言う意味で、中央の穴から出てきた2本の糸に4-5回ねじります。こうすることによって中央に最初の結び目ができます。切らない二重まぶたの強度は埋没している糸の結び目の数に比例しているというのが仮説で、糸を2本しか使わないシンプルな方法なのに、3つの結び目ができているというのが新しい方法です。 | ![]() |
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今度は中央でねじりを加えた糸2本を、それぞれ本来右側から由来した糸は右方向へ、左側のそれは左方向へ、今度は皮膚直下を這うように外側の穴に向かって縫い、左右の穴から出します。 |
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そして最後にその左右の穴から出てきた2本の糸をそれぞれ結び、皮膚の中へ深く埋没します。これが第2の特徴で、この結果、糸2本しか用いていないのに3つの結び目ができ、しかもその3つの結び目がすべて連結しているのです。この3つの結び目、連結ということが安定性と線のデザインの均一性を生み出します。過去に有名なハワイのフラワー博士の方法など、糸3本を使った3点固定は発表されていますが、その場合、ループが3つ出来てしまい、それが連結せずに存在するため、線のデザインがギザギザになったりすることがありました。また3つのループが独立していると、将来糸を何らかの理由で抜かなければならないとき、大変な苦労をすることになりますが、DST二重まぶた術式では2つのループが中央で連結しているため、中央の結び目さえみつければ、比較的簡単にすべての糸を抜くことができます。 |
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これまでの私たちの経験では、2000例以上にこのDST二重まぶた術式を行い、ラインが消えてしますという失敗例は10例以下(5年以上の経過で)で、切開法と互角の成績を残しています。DSTメソッドは簡単そうに見えて、比較的難しい術式で、集中したトレーニングを積んだ外科医でないとうまくいかないケースがあります。 |
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<右図:上−術前、中−術直後、下−1週間後> |








